HTCがインド向けに新型スマホを予告、HTC Wildfire Xか
- 2019年08月13日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)のインド法人であるHTC Indiaはインド向けに新型のスマートフォンの投入を予告した。
SNSを通じてインド向けに新型のスマートフォンのティザー動画を公開している。
新型のスマートフォンは水滴型の切り欠き(ノッチ)を有するディスプレイを搭載する模様で、その他の詳細は不明である。
これまでに、インド向けで未発表のスマートフォンとしてはHTC Wildfire Xがインド規格局(Bureau of Indian Standards:BIS)の認証を通過しており、新型のスマートフォンはHTC Wildfire Xを指す可能性が高い。
HTC Indiaは2018年2月にHTC U11+を発売してからインドではスマートフォンの新機種を投入しておらず、実質的にインドから撤退した状況となっていた。
HTC Wildfire XはHTC U11+以来で約1年半ぶりの新機種となる。
ただ、HTC Wildfire XはHTCが開発および製造を手掛けたスマートフォンではなく、HTCとインドのLava Internationalがライセンス契約を締結し、HTCブランドを冠したスマートフォンとしてLava Internationalが展開する見込み。
HTCは中核事業であるスマートフォン事業の不振によって業績が悪化しており、インドを含めた複数の国と地域でスマートフォン事業を中断または事業規模の縮小に踏み切っている。
すでにロシアではHTCブランドを冠したスマートフォンとしてHTC Wildfire Eを販売しており、HTCは従来のスマートフォン事業より参入と撤退が比較的容易なブランドライセンス事業を拡大し、スマートフォン事業が低迷する中で成長分野として期待している可能性がある。
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