グアムと北マリアナ諸島のDOCOMO PACIFICがVoLTEを提供開始
NTT DOCOMOの完全子会社で米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島の移動体通信事業者(MNO)であるDOCOMO PACIFICはVoLTE (Voice over LTE)による音声通話サービスの提供を開始した。
2019年8月15日よりVoLTEによる音声通話サービスを提供している。
当初は2019年7月よりVoLTEによる音声通話サービスを提供する計画と案内していたが、当初の計画から少し遅れてVoLTEによる音声通話サービスの提供を開始したことになる。
VoLTEはLTEネットワーク上で音声通話を実現する技術である。
高音質な音声通話、高速な発着信、音声通話中の高速なデータ通信などが期待できる。
まずはDOCOMO PACIFICが正規販売したSamsung Galaxy Note9がVoLTEに対応している。
高音質な音声通話などVoLTEの恩恵を受けるためには、発信側と着信側がVoLTEを利用できる環境下の必要がある。
VoLTEによる音声通話サービスを利用するための追加料金はなく、従来の音声通話サービスと同様の料金で利用できる。
これまで、米領グアムおよび北マリアナ諸島でVoLTEによる音声通話サービスを商用化した移動体通信事業者はなく、米領グアムおよび北マリアナ諸島で最初にVoLTEによる音声通話サービスの提供を開始した移動体通信事業者がDOCOMO PACIFICとなる。
なお、DOCOMO PACIFICの親会社であるNTT DOCOMOは2014年6月24日に日本の移動体通信事業者としては初めてVoLTEによる音声通話サービスを商用化した。
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