ファーウェイ、9月19日にHUAWEI Mate 30シリーズを発表へ
- 2019年09月03日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はHUAWEI Mate 30シリーズのスマートフォンを2019年9月19日に発表することが分かった。
Huawei Technologiesは公式ウェブサイトおよびSNSを通じて2019年9月19日にHUAWEI Mate 30シリーズのスマートフォンを発表すると予告している。
2019年9月19日にドイツのミュンヘンで発表会を開催してHUAWEI Mate 30シリーズのスマートフォンを発表する予定で、発表会の模様はインターネットを通じてライブ配信を実施するという。
HUAWEI Mate 30シリーズのスマートフォンはHuawei Technologiesが2019年度下半期のフラッグシップとして展開するスマートフォンとなる見込み。
HUAWEI Mate 30シリーズとして告知することからも分かるように、HUAWEI Mate 20シリーズと同様にHUAWEI Mate 30シリーズのスマートフォンとしては複数の機種が用意されると考えられる。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応した機種も登場する可能性が高い。
Huawei Technologiesとしては米国政府より制裁措置を受けてから最初のフラッグシップのスマートフォンの発表となる。
なお、Huawei Technologiesやその関係会社などは米国の政府機関である商務省(Department of Commerce:DOC)傘下の産業安全保障局(Bureau of Industry and Security:BIS)より2019年5月16日付けでEntity Listに指定されており、この制裁措置によってHuawei Technologiesは特定の米国原産品の取り扱いが困難となった。
2019年5月20日にはHuawei Technologiesなどと特定の米国原産品の取引を容認する一時一般ライセンスが発行されており、一時一般ライセンスの期限は当初の2019年8月19日から2019年11月18日に延期された。
しかし、一時一般ライセンスでは一時一般ライセンスでは2019年5月16日以前に合意または契約したネットワークや通信設備の保守関連、2019年5月16日以前に一般に利用可能な端末の保守関連、脆弱性の対処、標準化団体における第5世代移動通信システム(5G)の開発に必要な取り組みなどでの関与のみを認めている。
当然ながら端末にはスマートフォンも含まれ、2019年9月19日に発表されるHUAWEI Mate 30シリーズのスマートフォンが2019年5月16日以前に一般に利用可能な端末に含まれないことは言うまでもない。
このような状況から、HUAWEI Mate 30シリーズのスマートフォンに関しては制裁措置の影響などにも注目が集まると思われる。
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