オマーン第3の携帯電話事業者はVodafoneブランドに、2020年に商用化へ
- 2019年09月11日
- 海外携帯電話
英国のVodafone GroupはオマーンのOman Future Telecommunications (OFT)と戦略的提携契約を2019年9月5日付けで締結したと発表した。
オマーンではOman Future Telecommunicationsが第3の移動体通信事業者(MNO)として新規参入することが決まっている。
Vodafone Groupのパートナーマーケットプログラムの一環で、資本提携を伴わない戦略的提携契約となり、Vodafone GroupはOman Future Telecommunicationsと資本関係を持たずにOman Future Telecommunicationsの移動体通信事業に協力する。
Vodafone GroupはOman Future Telecommunicationsに対して技術的な支援を行うだけではなく、マーケティングなど全面的に支援する計画で、Vodafoneブランドを使用することも戦略的提携契約に含まれている。
そのため、Oman Future TelecommunicationsはVodafoneブランドで移動体通信事業を展開することが確定した。
Omantelブランドを展開するOman Telecommunications CompanyおよびOoredooブランドを展開するOmani Qatari Telecommunications Companyに次いで、Vodafoneブランドを展開するOman Future Telecommunicationsが第3の移動体通信事業者として参入することになる。
Oman Future Telecommunicationsは2020年後半に移動体通信事業者として携帯通信サービスを商用化する計画である。
なお、オマーンの政府機関で電気通信分野の規制を司るオマーン電気通信規制庁(Telecommunications Regulatory Authority Oman:TRA)はオマーンの移動体通信事業者各社に対して第5世代移動通信システム(5G)用の周波数をすでに割当しており、Oman Future Telecommunicationsの新規参入の確定前から第3の移動体通信事業者向けには3600.0~3700.0 MHzの100MHz幅を5G用に確保している。
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