楽天モバイルと仏Orange、国際ローミングで戦略的パートナーシップを締結
- 2019年10月29日
- Rakuten-総合
フランスの移動体通信事業者(MNO)であるOrangeはRakuten Mobile (楽天モバイル)と国際ローミングにおける戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
Orangeの卸売部門であるInternational Carriersは中央欧州時間を基準として、2019年10月28日付けでRakuten (楽天)の完全子会社で移動体通信事業者として新規参入するRakuten Mobileとデータローミングに関して戦略的パートナーシップを締結し、Rakuten Mobileの加入者に対してLTEローミングを提供するための契約に署名したという。
戦略的パートナーシップの締結によって、Rakuten Mobileは同社の加入者に対して世界中でLTEローミングによるデータローミングサービスを提供できると説明している。
両社の契約にはOrangeのプロフェッショナルなサポートも含まれているため、Orangeの支援によってRakuten Mobileは顧客の需要を満たせるとのことである。
Orangeはフランスを含めた27ヶ国で移動体通信事業者として参入しており、移動体通信事業者に対するローミングサービスの提供でリーダシップを発揮してきた。
OrangeはRakuten Mobileとの戦略的パートナーシップの締結は両社の先駆的なアプローチの一部で、革新の最前線にいる両社の長く実りある協力の始まりとアピールした。
また、OrangeはRakuten Mobileに対してローミングソリューションを提供したことも公式に認めた。
Rakuten Mobileは移動体通信事業者としての正式な商用化に先立ち、試験的な無料サポータープログラムを提供している。
無料サポータープログラムではデータローミングを利用可能で、日本以外ではAPNがOrange Worldに切り替わることが分かっている。
このことからも、Rakuten MobileのデータローミングにはOrangeが関与したと推測できたが、Orangeが支援した事実を正式に認めたことになる。
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