VEON、UComとアルメニア事業の売却協議を認める
- 2020年01月20日
- 海外携帯電話
オランダに本社機能を置く英領バミューダ諸島のVEONはアルメニア事業の売却に関してアルメニアの移動体通信事業者(MNO)であるUComと協議に入ったことが分かった。
これまで、複数のメディアがVEONはアルメニア事業をUComに売却する方向でUComと協議に入ったと伝えていた。
ようやくVEONが公式声明を発表し、アルメニア事業の売却に関してUComと協議に入ったことを認めた。
UComとの協議の結果、アルメニア事業の売却に至る可能性もあり、至らない可能性もあると案内しており、最終的な決断は下されていない模様である。
また規制要件に従って、開示義務がある重要な更新があれば改めて通知するという。
VEONは完全子会社のVEON Armeniaを通じてアルメニア事業を手掛ける。
VEON Armeniaは移動体通信事業などを主要事業としており、VEONが保有するBeelineのブランドで展開している。
VEON ArmeniaとUComは競合関係にあたり、仮にUcomがVEON Armeniaを取得することになれば、VEON Armeniaを消滅会社としてUComと統合する可能性が高い。
VEONは旧社名がVimpelComで、ロシアで創業した。
アルメニアのほかにロシア、ウクライナ、ジョージア、キルギス、カザフスタン、ウズベキスタン、パキスタン、バングラデシュ、アルジェリアで移動体通信事業を展開する。
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