ZTVがローカル5Gの無線局免許を申請、近畿と東海で
- 2020年01月21日
- Local 5G
ZTVはローカル5Gの無線局免許を総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)に申請したことが分かった。
総務省の近畿総合通信局によると、2020年1月20日までに近畿総合通信局管内ではZTVのみがローカル5Gの無線局免許を申請したと明らかにした。
ZTVは2019年12月24日付けでローカル5Gの無線局免許を申請したという。
また、ZTVは近畿総合通信局管内に加えて東海総合通信局管内でもローカル5Gの無線局免許を申請しており、近畿総合通信局および東海総合通信局で審査の段階にある。
無線局免許の交付を受けていない段階で送受信所の開示は控えるとしたが、ZTVの営業区域内でローカル5Gを整備する予定である。
ZTVの営業区域は近畿総合通信局管内が滋賀県および和歌山県、東海総合通信局管内がZTVの本社も所在する三重県となる。
近畿総合通信局管内では滋賀県または和歌山県もしくはその両県、東海総合通信局管内では三重県でローカル5Gの無線局免許を申請したことが分かる。
通信方式はNR方式のノンスタンドアローン(NSA)構成を採用し、アンカーバンドはLTE方式と高い互換性を確保した地域広帯域移動無線アクセスシステム(以下、地域BWA)の高度化方式を使用する。
ZTVはすでにHanshin Cable Engineering (阪神ケーブルエンジニアリング:HCE)のコア設備に接続して地域BWAの高度化方式を導入しているが、ローカル5GではSumitomo Corporation (住友商事)、Internet Initiative Japan (IIJ)、ZTVなどが設立したGrape Oneが構築するコア設備に接続する予定で、既存の地域BWAの高度化方式を導入したエリアとは別のエリアで新規に通信網を整備する計画という。
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