Hai connect、モバイルWi-FiルータBaicells MF26の提供を開始
- 2020年06月17日
- Regional BWA
Hanshin Electric Railway (阪神電気鉄道)の完全子会社であるHanshin Cable Engineering (阪神ケーブルエンジニアリング:HCE)はHai connectのサービスで提供する機器に中国のBaicells Technologies (北京佰才邦技術)製のモバイル無線LANルータ「Baicells MF26」を追加した。
Hai connectのサービスでは利用できる機器としてホームタイプは据置型無線LANルータ、モバイルタイプはモバイル無線LANルータを用意しており、ホームタイプは中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI eA280-135、モバイルタイプはHuawei Technologies製のHUAWEI E5577s-932を提供してきた。
モバイルタイプでは新たにBaicells MF26の提供を開始しており、公式ウェブサイトにもBaicells MF26を掲載している。
なお、HUAWEI E5577s-932は製造を終了したという。
Baicells MF26はLTE方式の通信に対応しており、通信速度は下り最大110Mbps/上り最大10Mbpsとなる。
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)にも対応しており、最大で31台の無線LAN機器を同時に接続できる。
電池パックの容量は3250mAhとなっている。
Hai connectのサービスは地域広帯域移動無線アクセスシステム(地域BWA)の制度を利用している。
通信方式は地域BWAの高度化方式としてLTE (TDD)方式と高い互換性を確保したAXGP方式を採用する。
周波数は2.5GHz帯の20MHz幅を使用しており、事実上のLTE (TDD)方式のBand 41となる。
Hanshin Cable EngineeringはBaicells Technologies製の端末の提供を開始したが、Baicells Technologies製の基地局も導入する模様である。
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