HTCブランドのスマホHTC Wildfire E2を発表
- 2020年08月07日
- Android関連
香港特別行政区のFortune Ship International Industrial (財富之舟国際実業)はLTE/W-CDMA/GSM端末「HTC Wildfire E2」を発表した。
HTCブランドを冠したスマートフォンである。
OSにはAndroid 10を採用する。
チップセットは64bit対応のMediaTek Helio A25 (MT6762D)を搭載している。
CPUはオクタコアで、動作周波数は最大1.8GHzとなっている。
ディスプレイは約6.217インチHD+(720*1560)IPS液晶を搭載し、画素密度は271ppiである。
カメラはリアにメインの約1600万画素CMOSイメージセンサと約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるデュアルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はLTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
LTE UE Category 4に対応しており、通信速度は下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用している。
Bluetooth 5.0および無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)も利用できる。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを搭載する。
電池パックはリチウムポリマー電池を内蔵し、容量は4000mAhとなる。
生体認証は顔認証および指紋認証に対応しており、指紋認証センサはリアに備える。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
カラーバリエーションはBlackとBlueの2色から選べる。
ロシアで販売することが決定しており、価格は9,990ロシアルーブル(約14,000円)である。
なお、HTC Wildfire E2はFortune Ship International Industrialの製品であり、台湾のHTC (宏達国際電子)の製品ではない。
Fortune Ship International IndustrialはHTCと締結したブランドライセンス契約に基づき、HTCが保有するHTCおよびWildfireの商標を使用してロシアを含めた独立国家共同体(Commonwealth of Independent States:CIS)の各国、メキシコ、コロンビア、ペルー、チリでスマートフォンを展開する権利を保有する。
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