NTTドコモ向けと思われるサムスン電子製スマホSGH-N323が技適通過
- 2020年08月14日
- docomo-SAMSUNG
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報が更新された。
NTT DOCOMO向けと思われる韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「SGH-N323」が2020年5月11日付けでTUV Rheinland Japanを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は005-102441。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/1500(B21)/ 800(B19)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過しており、無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
SGH-N323は未発表端末のメーカー型番である。
認証を受けた周波数やメーカー型番の規則からNTT DOCOMO向けのスマートフォンまたはタブレットと考えられる。
詳細に関しては不明であるが、スマートフォンとなる可能性が高い。
中低価格帯の機種では非対応の機種が多いLTE (TDD) 3500(B42) MHzにも対応するため、比較的高価格帯の機種になると思われる。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式では認証を受けていないが、NR方式では改めて工事設計認証を取得する事例も見られる。
そのため、2020年5月11日付けで取得した工事設計認証の情報からNR方式には非対応と断定することはできない。
なお、NTT DOCOMO向けでSamsung Electronics製の未発表端末としては、メーカー型番はSGH-N714とSGH-N804、NTT DOCOMOの型番ではSC-53Aの存在が各種認証機関で判明している。
Samsung Electronicsが公開した情報からSC-53AはNTT DOCOMO向けのSamsung Galaxy Note20 Ultra 5Gとなることが確定しており、Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53Aとして発表される見込み。
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