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ASUS ZenFone 7の5G対応が確定、NCCで5Gの認証を取得



台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「ASUS_I002D」が2020年7月22日および2020年8月10日付けで台湾の国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)の認証を再通過した。

認定番号はCCAM204G0090T0。

モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 2600(n7)/2100(n1)/1800(n3)/ 900(n8)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1800(III)/900(VIII) MHz, GSM 900 MHzで認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。

無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯の利用も可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。

ASUS_I002Dは未発表端末の型番である。

国家通訊伝播委員会の認証は2020年7月9日付けで最初に通過しており、2020年7月22日付けの認証は2度目、2020年8月10日付けの認証は3度目の通過となる。

1度目の認証では第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式では認証を受けていないが、2度目ではNR (FR1, TDD)方式を追加しており、3度目ではNR (FR1, FDD)方式を追加して認証を受けた。

NR方式を追加して認証を通過したため、ASUS_I002Dは5Gに対応することが確定した。

無線LANはIEEE 802.11axにも対応するため、ハイスペックなスマートフォンとなる見込みで、ASUS ZenFone 7の型番に該当する可能性が高い。

国家通訊伝播委員会の認証ではZS670KSの製品型番も記載されているため、ASUS ZenFone 7 (ZS670KS)として発表されると思われる。

なお、台湾で携帯端末などを正規販売するためには国家通訊伝播委員会の認証を取得する必要がある。

ASUS_I002Dは国家通訊伝播委員会の認証を取得したため、少なくとも台湾で発売することは確定したと考えられる。

国家通訊伝播委員会

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