my 楽天モバイルのiOS版アプリを提供開始、楽天回線の判別は利用不可
- 2020年12月05日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)はmy 楽天モバイルに関してiOS版のアプリケーションの提供を開始したと発表した。
これまで、my 楽天モバイルはWebおよびAndroid版のアプリケーションを提供しているが、2020年12月4日より新たにiOS版のアプリケーションも提供を開始したことになる。
iOS版のアプリケーションは米国のAppleが運営するApp Storeを通じてインストールできる。
これにより、Appleが展開するiPhoneシリーズのスマートフォンでもmy 楽天モバイルのアプリケーションの利用が可能となった。
my 楽天モバイルはRakuten Mobileが移動体通信事業者(MNO)として提供する携帯通信サービスを契約前の顧客および契約中の顧客向けの機能を搭載している。
契約前の顧客はアプリケーション内で提供しているオンラインで本人確認が完了するAIかんたん本人確認(eKYC)を利用して申し込める。
契約中の顧客はデータ通信の利用状況や料金の確認、機種変更やオプションの追加など各種手続きを行える。
ただ、iOS版のアプリケーションでは一部の機能を実装しておらず、通信速度の測定、eSIMのプロファイルのダウンロード、利用中の回線の確認は利用できない。
eSIMのプロファイルのダウンロードはできないが、eSIMのQRコードを表示することはできるという。
Rakuten Mobileが移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスではRakuten Mobile (楽天モバイル)が自ら基地局を設置して整備する楽天回線エリアに加えて、Rakuten Mobileがローミング協定を締結したKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が基地局を設置して整備するパートナー回線エリアが存在する。
Android版のアプリケーションでは楽天回線エリアとパートナー回線エリアを確認できる機能を実装しているため、アプリケーションを起動すると利用中の回線を判別できるが、iOS版のアプリケーションでは実装していない。
通信速度の測定、eSIMのプロファイルのダウンロード、利用中の回線の確認に関しては現在利用できないと案内しているため、将来的に対応する可能性も十分に想定できるが、対応の予定などは案内しておらず、少なくとも2020年12月4日時点では利用できないことを留意しておきたい。
その他の詳細な機能などはRakuten Mobileの公式ウェブサイトで確認できる。
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