京セラが4G LTEベースのMCAアドバンスに対応したKC-PS701を発表
- 2020年12月16日
- その他国内携帯電話
KYOCERA Corporation (京セラ)はLTE/W-CDMA「KC-PS701」を発表した。
MCAアドバンスに対応した日本製の無線機である。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 660 Mobile Platform (SDM660)を搭載する。
CPUはオクタコアで、動作周波数は最大2.2GHzのクアッドコアと最大1.8GHzのクアッドコアで構成される。
ディスプレイは約5.0インチFHD(1080*1920)液晶となる。
カメラはリアに約2400万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 900(B8/MCAアドバンス)/ 800(B19/B26) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(XIX) MHzに対応する。
SIMカードはデュアルSIMを採用しており、片方はMCAアドバンス専用となる。
サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用している。
Bluetooth 5.0および無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)も利用できる。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBである。
外部メモリの利用に対応する。
IPX5/IPX7に準拠した防水性能およびIP6Xに準拠した防塵性能に加えて、米国の政府機関である国防総省(Department of Defense:DoD)が制定したMIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性能も備える。
電池パックは取り外しが可能で、容量は2940mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
カラーバリエーションはブラックの1色展開となる。
JAPAN MADEの信頼性と案内しており、設計から開発、試験、製造、修理まで一貫して日本国内で行う。
なお、MCAアドバンスは一般財団法人 移動無線センター(Mobile Radio Center:MRC)が提供する共同利用型の自営無線システムで、2020年度に試行運用を開始して2021年4月にサービスの提供を開始する。
当初は制度の名称である高度MCAとして呼称してきたが、サービスの名称はMCAアドバンスに決定した。
周波数は900MHz帯を使用しており、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に準拠するため、事実上のLTE方式のB8となる。
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