中国のvivo、南米に参入
- 2021年02月22日
- Android関連
中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)は南米のスマートフォン市場に参入したことが分かった。
vivo Mobile Communicationはコロンビアおよびペルーでスマートフォンの販売を開始しており、vivo Mobile Communicationとしては初めて南米を含めた米州の国々でスマートフォンを展開することになった。
これまで、vivo Mobile Communicationは中国をはじめとしたアジア、大洋州、欧州、中東、アフリカの国々でスマートフォンを展開してきたが、南米を含めた米州の国々には参入していなかった。
スマートフォンの国際展開を強化する一環で南米の国々にも参入し、グローバルでスマートフォンの販売台数の増加を図る。
南米で最初に参入したコロンビアではコロンビア法人も設立しており、スマートフォンのラインナップとしてはvivo V20、vivo Y11s、vivo Y20s、vivo Y50の4機種を用意している。
首都・ボゴタには南米では初となるサービスセンターを開設し、サポートなどを提供する拠点として活用する。
コロンビアの移動体通信事業者(MNO)もvivo Mobile Communication製のスマートフォンの販売を開始しており、まずはClaroとして展開するComunicacion Celularがvivo Mobile Communication製のスマートフォンを取り扱う。
Comunicacion Celularは店舗内にvivo Mobile Communicationのコーナーを設けるなど販売促進のための施策を実施している。
ペルーでは移動体通信事業者のEntel Peruが独占的にvivo Mobile Communication製のスマートフォンを販売する。
スマートフォンのラインナップはvivo Y20の1機種である。
ペルーには独自のサポート拠点を開設しておらず、Entel Peruがサポートも提供することになる。
南米の国々では韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)、韓国のLG Electronics (LG電子)、米国のMotorola Mobilityなど韓国や米国のスマートフォンメーカーの存在感が高く、中国のスマートフォンメーカーは参入が遅れている。
ただ、近年は中国のRealMe Chongqing Mobile Telecommunications (RealMe重慶移動通信)がコロンビア、ペルー、ブラジルに参入しており、中国のスマートフォンメーカーが南米の国々に進出する動きがある。
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