au 5G対応スマホ3機種にOSバージョンアップを実施、5G周波数を追加

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KDDIは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Galaxy Z Flip 5G SCG04」および「Galaxy Z Fold2 5G SCG05」、SHARP製のスマートフォン「AQUOS R5G SHG01」に対してOSのバージョンアップの提供を開始した。

いずれもauのラインナップで展開するスマートフォンで、2021年4月8日の10時よりOSのバージョンアップを提供している。

OSのバージョンアップを適用するとOSのバージョンはAndroid 11となる。

また、OSのバージョンアップに伴い初期化または削除される項目が存在するため、詳細な更新内容はあらかじめauの公式ウェブサイトで確認することを推奨したい。

Samsung Electronics製の2機種は端末単体またはパソコン経由、AQUOS R5G SHG01は端末単体でOSのバージョンアップを適用できる。

目安の所要時間も案内しており、Galaxy Z Flip 5G SCG04は端末単体でモバイルネットワークを利用する場合が約30分、無線LANを利用する場合が約20分、パソコン経由の場合が約165分、Galaxy Z Fold2 5G SCG05は端末単体でモバイルネットワークを利用する場合が約25分、無線LANを利用する場合が約20分、パソコン経由の場合が約160分、AQUOS R5G SHG01はモバイルネットワークを利用する場合が約15分、無線LANを利用する場合が約25分となっている。

ただ、通信速度など利用環境によって実際の所要時間は変動することを留意しておきたい。

アップデートファイルの容量はGalaxy Z Flip 5G SCG04が端末単体で約2.2GB、パソコン経由で約5.3GB、Galaxy Z Fold2 5G SCG05が端末単体で約2.3GB、パソコン経由で約5.4GB、AQUOS R5G SHG01が約1.7GBである。

OSのバージョンアップを適用する場合は大切なデータのバックアップを必ず行い、電池残量が十分かつ電波が強く安定した状態で移動せずに行うよう求めている。

なお、OSのバージョンアップを適用するためにはGalaxy Z Flip 5G SCG04は本体メモリに約2.2GB以上の空き容量、Galaxy Z Fold2 5G SCG05は本体メモリに約2.3GB以上の空き容量、AQUOS R5G SHG01は本体メモリに約1.7GB以上の空き容量と40%以上の電池残量が必要となる。

主な更新内容にはOSのバージョンアップのほかにKDDIと同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が提供する第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠したau 5Gの提供エリアの拡大が含まれている。

Samsung Electronics製の2機種は700MHz帯、3.5GHz帯、4.0GHz帯の5Gに対応し、AQUOS R5G SHG01は3.5GHz帯および4.0GHz帯の5Gに対応する。

いずれも発売当初は3.7GHz帯の5Gに対応していたが、ほかの周波数にも対応して5Gの提供エリアを拡大することになる。

その他のOSのバージョンアップおよびau 5Gに関する詳細はauの公式ウェブサイトで確認できる。

au