SO-03Cに公式Android 2.3.4ファーム(4.0.1.A.0.283)を入れた
- 2011年10月03日
- ブログ
Sony EricssonはNordic版Xperia ray (ST18i)向けにAndroid 2.3.4 Gingerbread Version (4.0.1.A.0.283)へのバージョンアップを開始されていたので、docomo版のXperia ray (SO-03C)に導入してみた。
手元のSO-03Cに4.0.1.A.0.283を導入してから1週間が経過したので、導入方法や使用感等を簡単に書いておきたいと思う。
今回はFlashToolを利用してSO-03Cに4.0.1.A.0.283を入れた。(FlashToolはver. 0.2.9.1を使用)
SO-03Cに4.0.1.A.0.283を導入する手順を簡単に紹介しておく。
端末は初期化されるし保証も効かなくなるので、メインで使っている場合は止めておいた方が良いかもしれない。(外部メモリのデータは残る)
やるなら自己責任で。(失敗しても当ブログは一切責任を負わないし、復旧方法等の質問も受け付けないので)
主な手順は下記の通り。
1. FlashToolとST18i向けの4.0.1.A.0.283のftfファイルをダウンロードする。(どこかにアップされているから探してみて)
2. FlashToolを実行する。(適当な場所にフォルダを作ってインストールする)
3. ダウンロードしたST18i向けの4.0.1.A.0.283のftfファイルを1.で作成したフォルダにあるfirmwaresに入れる。
4. X10FlashTool.exe(アプリケーション)を起動する。
5. Flashを選択する。
6. SO-03Cに入れたいファームウェア(この場合はST18i向けの4.0.1.A.0.283)を選択しOKをクリック。
7. 画面に表示された手順に従ってFlashmode(電源断の状態でボリュームダウンキーを押しながらUSBに接続)で接続する。(画面にはXperia X10向けのFlashmodeが表示されるが、SO-03CとXperia X10はFlashmodeの方法が異なるので注意)
8. Flashmodeの状態で接続に成功するとファームウェアの書き換えが開始される。(完了するまで数分間待ち、下から4行目にFlashing finished.と表示されたら成功)
9. ファームウェアの書き換えが終了したら、USBケーブルからSO-03Cを抜いて起動する。(初回の起動は時間が掛かる)
10. メニューキー>設定>端末情報で、Androidバージョンが2.3.4、ビルド番号が4.0.1.A.0.283になっていれば成功。
追加機能としては、単体でのスクリーンショット撮影や3Dスイングパノラマ撮影等が含まれている。
スクリーンショットを撮影したい画面で電源キーを長押しするとスクリーンショット撮影の項目が表示される。
撮影したスクリーンショットは直ぐに共有することも可能である。
アップデートを適用すると3Dカメラや3Dアルバムが追加されている。
3Dアルバムに撮影した画像が保存されるが、端末本体で3Dを表示することは出来ない。
3Dカメラを起動すると3Dスイングパノラマ撮影をすることが可能である。(標準のカメラからも設定で3Dスイングパノラマ撮影をすることが可能)
USBホスト機能が強化されており、マウス等を使用することも可能である。
4.0.1.A.0.283を入れたSO-03Cを1週間程度メインとして使用してみて、全体的に動作は速くて概ね満足している。
スクリーンショット撮影機能は非常に便利であると感じているところだ。
3Dスイングパノラマ撮影は少しコツがいるのかなという印象である。
シャッター音を消すことが可能になったり、APNに関係なくテザリングを使用することが可能になったりと、ソフトウェア面では海外仕様になる。
今後も4.0.1.A.0.283を入れたSO-03Cをメインとして使うことになりそうである。
早くSK17iにもAndroid 2.3.4 Gingerbread Versionの配布を開始してもらいたいところである。
・[ROM]Generic Nordic ST18i (Ray) 4.0.1.A.0.283 (1252-5332) (Android 2.3.4) – xda-developers
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1271512
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。