中国移動、オリジナルの5Gスマホ2機種を準備中
- 2021年06月14日
- Android関連
中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Mobile (中国移動)として事業を行うChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)は第5世代移動通信システム(5G)に対応したオリジナルのスマートフォンの新機種を準備していることが分かった。
China Mobile Communications Groupの子会社で中国のChina Mobile Group Device Company (中国移動通信集団終端)製のNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「SP200」および「SP300」が各種認証機関に登場している。
いずれも中国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)傘下の電信設備認証中心(Telecommunication Equipment Certification Center)、中国強制認証(China Compulsory Certification:3CまたはCCC)、Bluetooth SIGの認証を通過した。
各種認証機関で公開された情報から仕様の一部が判明した。
2機種とも製品名称は5Gに対応した携帯電話を意味する5G数字移動電話機であるため、5Gに対応したスマートフォンとなる見込み。
OSにはAndroidを採用してる。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM方式に対応する。
5GのNR方式はスタンドアローン(SA)構成およびノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなる。
SIMカードはデュアルSIMである。
Bluetooth 5.1も利用できる。
製造者と工場は異なり、SP200の製造は中国のDBG TECHNOLOGY (恵州光弘科技)が中国の広東省恵州市に所在する工場、SP300の製造は中国のGuilin Kaifa Technology (桂林市深科技)が中国の広西チワン族自治区桂林市に所在する工場で行う。
いずれも未発表端末の型番である。
China Mobile Communications Groupの携帯端末事業を担当するChina Mobile Group Device Companyが開発を進めているため、China Mobileの商標を使用して展開する5Gに対応したスマートフォンと考えられる。
中国で販売するために必要な認証を取得したことから、中国で販売することが確定している。
China Mobile Communications Groupの取扱店で販売することになる。
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