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マカオにおける2021年7月の携帯電話加入件数が判明



マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における2021年7月末時点の電気通信分野の統計資料を公表した。

電気通信分野の統計資料では携帯電話サービスの加入件数を公表しており、2021年7月末時点の加入件数は前月末の1,244,233件から減少して1,227,570件となった。

これにより、マカオ特別行政区では10ヶ月連続で加入件数が減少したことになる。

マカオ特別行政区政府は四半期ごとにマカオ特別行政区の人口を公表しており、直近では2021年6月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第2四半期末時点の人口を公表した。

2021年第2四半期末時点の人口は約682,500人で、参考程度に単純計算でおおよその携帯電話サービスの人口普及率を算出すると179.86%となる。

加入件数は契約種別ごとの内訳も判明している。

第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド回線は29,846件、3Gのプリペイド回線は11,088件、LTEのポストペイド回線は818,838件、LTEのプリペイド回線は367,798件である。

減少が続く3Gのポストペイド回線は2021年7月に30,000件を下回った。

3GはW-CDMA方式またはCDMA2000方式、LTEは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と3Gを利用できる回線を意味する。

LTE方式は4Gの通信方式であるが、統計資料ではLTE方式を利用できる回線を4GではなくLTEと表記している。

支払方式別の比率はポストペイド回線が848,684件で約69.14%、プリペイド回線が378,886件で約30.86%、通信方式別の比率は3Gが40,934件で約3.33%、LTEが1,186,636件で約96.67%である。

なお、マカオ特別行政区ではCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、3として事業を行うHutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))の4社が移動体通信事業者(MNO)として事業を行う。

統計資料では4社の移動体通信事業者が集計の対象となっている。

マカオ特別行政区の移動体通信事業者は4Gおよび3Gを運用しているが、第5世代移動通信システム(5G)を導入していない。

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