F-04Bレポ@内覧会
- 2010年01月01日
- docomo-FUJITSU
今年の冬の内覧会では全機種のレポをして記事を書いてきた。
最後の機種は、F-04B。
F-04Bは世界初のセパレートケータイで、発表後には各種メディアで大きく取り上げられた。
国内のみならず、海外でも話題となった。
そんな、F-04Bは俺自身も一番気になっている機種で渾身のレポをしてきた。
F-04Bは他機種とは違う一問一答形式で記事を書こうと思う。
Q1:Bluetooth接続時と端子接続時のレスポンスとその差はどうなのだろうか。
A1:有線時の方がサクサクだった。
有線時はF-01B並にサクサクしてた。
無線時(Bluetooth接続時)も結構サクサクしてた。
でもたまに遅れることあったり…
俺が行った日の前日はフリーズしたりしてたらしいけど、少なくとも俺が触ってる間は全く問題は無かった。
Q2:液晶の色はどうっだったのか。
A2:綺麗だった。
黄色く感じたり青白く感じたりはなかった。
Q3:メモリーカードスロットはどこにあるのか。
A3:メモリーカードスロットはディスプレイユニット側にある。
リアカバーの中に配置。
メモリーカードはmicroSD/microSDHCをサポート。
Q4:FOMAカードスロットはどこにあるのか。
A4:メモリーカードスロットはディスプレイユニット側にある。
リアカバーの中に配置。
Q5:ディスプレイユニットにはどれだけのハードキーがあるのか。
A5:フロントに2つ。
サイドに1つ。
フロントは電源キーや受話キー。
受話キーは長押しでマルチキーとして機能する。
サイドにはロックキーがある。
因みに、電源キーと受話キーはテンキー内にも配置されている。
Q6:ワンセグ感度はどうなのだろうか。
A6:F-01Bはなんとか全チャンネル受信したが、こちらは途切れたり受信しないチャンネルがあった。
可動式だが、アンテナが短かった。
ワンセグ感度に関してはF-01Bの方が良かったが、F-01Bは2箇所にワンセグアンテナを配置しているからその影響だろうと思う。
ワンセグアンテナがやけに短いのはスタンド代わりにも使えるようにするためだろうか。
Q7:ブラウザのスクロールのヌルヌル感はどうだろうか。
A7:SH-04Aみたいに途中で止まったりとかはなく、SH-01Bみたいにスーって動く。
いわゆる慣性スクロールというやつ。
Q8:iモードブラウザのページスクロールにソフトキー割り当てはあるのだろうか。
A8:ソフトキーは無理。
SH-01Bは長押しで対応してたけど。
タッチパネルでスクロールは便利。
Q9:タッチパネルの感度は向上されたのだろうか。
感度はかなり改善。
良好だった。
SH-04Aより良かった。
Q10:タッチパネル操作はどれくらい出来るのだろうか。
殆どのことが可能だった。
F-04Bはディスプレイユニットだけで全てのことが出来る。
ディスプレイユニットだけでも使うような場合を想定して、電源キーや受話キー/マルチキー(長押し)はキーユニットだけでなくディスプレイユニットにも備える。
ディスプレイユニットのサイドにはロックキーを備える。
タッチパネルでの文字入力は独特だった。
あかさたなはまやらわを先に選んでその後、かきくけこ/さしすせそ…を選ぶ。
例えば、「こ」なら2回のタッチで入力できる。
いわゆる2タッチ方式。
画像は、ソフトウェアキーボードを表示した様子。
キーピッチは確保されていて押しやすかった。
Q11:ディスプレイユニットとキーユニットのバランスはどうなのだろうか。
A11:悪かった。
テンキーが薄すぎた。
ディスプレイユニット側が重くて、反ったような感覚になるかもしれない。
慣れの問題かなと思う。
慣れれるかどうかは人によるけど。
端末サイズに関しては、大きいとは感じなかった。
今使ってる機種の横幅が54mmだから、F-04Bはむしろコンパクトに見えた。
Q12:電池にNEPTUNEって書いてあるけどメーカー型番はもしかして液晶ユニットがFMP-60NEPTUNEでキーユニットがFMP-60NEPTUNE-Sなのだろうか。
A12:そう。
FMP60-NEPTUNEはTELECを通過しており、このことよりF-04Bは東名阪バンド(1.7GHz)は非対応。
最近は、海外製の機種や薄型の機種や特殊な機種は東名阪バンドが非対応になってることが多いので、あまり気にするポイントではないだろう。
Q13:電池パックの型番は何だろうか。
A13:未定らしい。
ディスプレイユニットとキーユニットは違う電池を採用しているらしい。
ディスプレイユニット側とキーユニット側の電池を合わせたら1000mAh越えるだろうとのこと。
実際に電池パックを見せてもらったが、NEPTUNEと記載されているだけで電池パックの型番と容量は記載されていなかった。
電池パックの型番はF13とF14になるかもしれないと聞いた…
因みに、F-04Bのオプションのプロジェクターの電池パックはF10である。
容量は870mAh。
Q14:電池表示細分化は可能なのだろうか。
A14:出来ない。
やはり、電池パックが2つあるから難しいのだろうか…
Q15:ディスプレイユニットの電池とキーユニットの電池は個別に充電できるのだろうか。
A15:無理である。
Q16:充電方式はどうなのだろうか。
電池は両方同時に充電するらしい。
片方が電池無くなっても片方から電源供給はないとのこと。
充電イルミネーションは両方にある。
置いてあった実機はディスプレイユニットのみ点灯してたから、ディスプレイユニットが先に充電されるのかも…
それか、キーユニットの方は先に充電が完了していたか…
まだ電池関係は未確定のことが多いから仕様は変わるかもとのこと。
因みに、電池パックの容量はディスプレイユニットの方が大容量になる予定らしい。
卓上ホルダは本体を立て向けに立てるタイプらしい。
Q17:スピーカーの位置はどこだろうか。
A17:カメラの横に配置されていた。
モノラルスピーカーである。
キーユニットがくっついてても音が逃げるように隙間があった。
Q18:プロジェクターの値段はいくらくらいするのだろうか。
A18:説明員によって色々だったが3~4万円らしい。
4万は切りたいとのこと。
Q19:オプションでプロジェクター以外に何かあるのだろうか。
A19:未定らしい。
Q20:オプションで指紋認証付きのスライド式QWERTYキーボードとかを出す予定はあるのだろうか。
A20:そういう予定はないらしい。
出てくれたら嬉しいんだけどな~
合体するオプションはプロジェクタのみ予定されている。
Q21:キーライトの色はどうなのか。
A21:テンキーはレインボー。
QWERTYキーボードはホワイトで、青白い感じだった。
Q22:通常時横スライドでセパレート時にテンキーは出来なかったのか。
A22:他の人もそのような意見を言ってただとさ。
今後の参考にすると言っていた。
Q23:ディスプレイユニットのみ持って外出することも可能か。
A23:勿論。
そういう使い方も想定してディスプレイユニットにもキーを配置してある。
電池持ちが悪かったりハードキーが使えなかったりと不便はあると思う。
Q24:他の人のF-04Bと通信できたり、片方をBLACKで片方をWHITEとかにできるのか。
無理。
製造番号で接続して通信しているらしい。
Q25:片方なくしそうだけど対策法は何かあるのか。
A25:ディスプレイユニットにはキーユニットを探すような機能がある。
ディスプレイユニットのみでの使用は想定できるが、キーユニットのみでの使用は極めて困難だろうし、ディスプレイユニットを失えると何もできない。
Q26:万が一片方なくしてしまったらどうするのか。
A26:ケータイ補償お届けサービスを利用するしかない。
Q27:一定の端末を長期間利用した場合、電池パックが貰えるサービスがあるが、電池パックは両方貰えるのか。
A27:未定。
docomo次第らしい。
両方貰えないと意味ないよねって話してた。
Q28:ヘルスチェッカーはあるのか。
A28:勿論。
Q29:iモードブラウザの表示はどうなのか。
A29:横画面可能。
地磁気センサー搭載で4方向に向く。(例は画像参照。)
Q30:具体的な発売時期は3~4月か。
A30:そう。
それ以上詳しくは未定とのこと。
Q31:プロジェクターは何が映せるのか。
F-04Bの画面に映せるものは全て。
勿論iモードやiアプリも可能。
60インチくらいのスクリーンまで投影できるらしい。
プロジェクターにはUSB端子もついてるらしい。
プロジェクターはパソコンと繋いで利用することも可能。
展示されていたプロジェクターはモックのみで実機は無かった。
Q32:本体の値段はいくらくらいか。
6万前後らしい。
F-01Bと変わらないくらいらしい。
中身はF-01Bと同じで双子関係、いやライバル関係だってwww
PROシリーズなら性能は似通っていても値段が高く設定されているが、PRIMEシリーズはPROシリーズと違って値段も抑えめになるだろうとのこと。
でも、F-04BはPROシリーズでもおかしくはなかったよね~って話してた。
Q33:セパレート時はBluetooth接続らしいけど設定とかは必要なのか。
A33:セパレート状態にしたら自動的にBluetooth接続になる。
Q34:セパレート状態の時もテンキーは使えるのか。
A34:使える。
その時はテンキーのイルミネーションも設定次第でレインボーになる。
Q35:タッチパネルの文字入力は横画面も対応しているのか。
A35:対応している。
メールも横画面に対応しているが、フルに画面表示することは不可能だった。
Q36:Bluetoothの対応プロファイルはF-01Aのままなのか。
A36:F-04BのBluetoothの対応プロファイルはF-01Aから増えている。
因みに、HIDにも対応しているので、Bluetoothのワイヤレスキーボードが使える。
docomoの公式HPやF-01Bのパンフレットによると、F-01BはHIDには対応していないようだ。
因みに、展示されていたF-04Bの試作機はF-01Bのソフトウェアを搭載しており、Bluetoothの自局情報の機器名称はF-01Bになっていた。
画像はBluetoothの自局情報を表示した様子。
F-01Bのソフトウェアを搭載しているので機器名称はF-01Bになっている。
充電中なので、イルミネーションも点灯中。
Q37:QWERTYキーボードは何故、数字キーが独立していないのか。
A37:カメラを嵌めるスペースが必要になっていたので、キーのスペースが多く確保できなかったから。
キーボードのデザインはヘアライン加工だった。
数字を入力する際はFnキーとの併用となる。
FnキーやShiftキーは左側のみに配置されているので、不満を感じる人もいるかもしれない。
キーボードに関しては、SH-04Aを思わせるような配置だった。
キーボード重視ならSH-03Bの方が良いかもしれない。
Q38:カメラの起動や保存時間は速いのだろうか。
A38:起動は普通。
特に速くも遅くもなく。
撮影してから保存までの処理時間は待ち受けサイズではSH-01Aより速かった。
Q39:カメラのシャッター音の大きさはどれくらいなのか。
A39:個人の主観によるけど大きくはないかな。
周囲に音を消されるほど小さくはなかった。
Q40:カメラの画質はどうだろうか。
A40:F-04Bの画面で見た限りまずまずじゃないかな。
色合いは寝ぼけたりとかノイズが目立ったりとかスミアが入っていたりとかはない感じ。
F-01BやF-03B同じカメラモジュールで、高感度撮影にも対応している。
最後に、F-04Bのカメラで撮影した画像。
最大サイズはアメブロではサイズが大きすぎてアップ出来ないので、VGAサイズで撮影した。
画像はF-04BからSH-01Aへ赤外線でデータ送信しているため、Exif情報は機種がSH01Aになってるが、画像の大きな劣化や変化はないと思う。
展示されていたF-04BはF-01Bのソフトウェアを搭載していたので、ソフトウェアはF01B Ver1.00になってる。
アメブロではExif情報が消去される仕様になっているようなので、一応こちら にExif情報が消去されていない画像をアップしておく。
以上、一問一答は終わり。
今回触ったのは試作機で、製品版ではない。
製品版では仕様が変わったりする可能性もあるので、このレポは一つ参考程度に思ってもらえばいいと思う。
俺が行ったのは大阪会場なのでゆっくり触れたが、東京会場では大混雑で1人3分という制限も設けられたらしい。
しかも、最後尾まで1時間待ちとかもあったらしい。
これだけレポが出来たのは大阪会場だったからだと思う。
大阪会場では誰も触ってない時間帯もあったし結構空いていた。
まぁ、そのお陰で俺は合計で60分以上弄れた。
また、機会があれば新機種のレポをしてみたいと思う。
個人的にはF-04Bが一番印象に残った。
この変態ギミックは斬新だし、各種報道媒体が取り上げたくなる気持ちも分かった。
より完成度を高めて発売して欲しいと思う。
ディスプレイユニットはラメが入っていて光沢加工で、キーユニットはマットな加工になっていて質感も良かった。
F-04Bには久しぶりに形状で刺激を与えられた。
非常に面白い端末なので期待している。
長くなったが、今年の冬-春モデルの内覧会のレポはこれで終わりとする。
また、画像や思い出したことがあったりしたら各記事に追加していく。
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