NTTドコモが航空機ローミングと船舶ローミングを終了
- 2022年02月06日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは航空機ローミングサービスおよび船舶ローミングサービスを終了した。
2022年1月23日の23時59分までは従来通りに航空機ローミングサービスおよび船舶ローミングサービスを提供してきたが、2022年1月24日の0時から2022年1月28日までに停止作業を順次実施したため、2022年1月28日中には完全に利用が不可となった。
なお、表記の時間はすべて日本標準時である。
これにより、日本標準時を基準としてNTT DOCOMOは2022年1月28日をもって航空機ローミングサービスおよび船舶ローミングサービスの提供を完全に終了したことになる。
航空機ローミングサービスは飛行中の航空機内で携帯電話の国際ローミングを利用できるサービスとして展開していた。
対象の移動体通信事業者(MNO)はノルウェーのAeroMobileおよびOnAirとして展開するスイスのSITA Switzerlandとなっていた。
日本の領空を飛行中や航空機内で携帯電話の利用を許可していない国または地域の領空を飛行中を除いた飛行中に特定の航空会社の特定の機材で音声通話、SMS、データ通信を利用することができた。
地上や離陸中および着陸中は国または地域に関係なく航空機ローミングサービスの対象外である。
船舶ローミングサービスは公開上を航行中の船舶内で携帯電話の国際ローミングを利用できるサービスとして展開していた。
特定の船舶で音声通話、SMS、データ通信を利用することができた。
対象の移動体通信事業者はノルウェーのTelenor Maritime、米国(アメリカ)のWireless Maritime Services、MLTMAとして展開するマルタのVodafone Maltaとなっていた。
NTT DOCOMOはサービスの一層の向上に取り組むと案内している。
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