韓国のLG Uplusが2021年通期の業績を発表、5Gは約463万件に
- 2022年03月14日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)でLG U+として事業を行うLG Uplusは2021年通期の業績を発表した。
2021年12月31日に終了した12ヶ月間となる2021年通期の連結売上高は前年同期比3.2%増の13兆8,511億韓国ウォン(約1兆3,379億7,934万円)、EBITDAは前年同期比5.2%増の3兆4,202億韓国ウォン(約3,303億8,220万円)、EBITDAマージンは前年同期比0.5ポイント増の24.7%、当期純利益は前年同期比51.5%増の7,242億韓国ウォン(約699億5,579万円)となった。
業績の発表に伴い事業分野別の業績も公表している。
携帯通信分野の売上高は前年同期比4.0%増の6兆547億韓国ウォン(約5,824億7,994万円)で、全体の43.7%を携帯通信分野が占めた。
業績報告の分野区分は携帯通信分野、スマートホームおよび電話分野、企業インフラストラクチャ分野で構成しており、業績報告の分野区分を基準に携帯通信分野が最大の事業分野となっている。
2021年12月31日時点の事業データも公表している。
携帯通信サービスの加入件数の総数は前年同期比8.0%増の1,798万7,000件となった。
契約種別の内訳も公表しており、5Gは前年同期比67.9%増の462万6,000件、LTEは前年同期比1.7%減の1,330万4,000件、CDMAは前年同期比84.4%減の5万7,000件である。
総数のうち5Gは25.7%、LTEは74.0%、CDMAは0.3%を占めている。
5Gの占有率は2021年12月31日に終了した3ヶ月間となる2021年第4四半期に初めて25%に達しており、LG Uplusの加入者はおおよそ4分の1が5Gに加入していることになる。
5Gは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式および第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を韓国で利用できる回線、LTEはLTE方式および第3世代移動通信システム(3G)のCDMA2000方式を韓国で利用できる回線、CDMAはCDMA2000方式を韓国で利用できる回線を意味する。
2021年第4四半期の韓国ウォン(KRW)ベースのARPUは前年同期比2.4%減の30,323韓国ウォン(約2,929円)となった。
なお、LG Uplusの筆頭株主は韓国のLG Corp.である。
LG Corp.による持分比率は30.6%となっている。
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