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iPhone SE(第3世代)はCDMA2000対応モデルが消滅



米国(アメリカ)のAppleはスマートフォン「iPhone SE(第3世代)」の日本版となるA2782の通信方式を日本向け製品ページで公開した。

通信方式は第5世代移動通信システム(5G)のNR方式、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式に対応している。

日本向けの型番はiPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxまで3GのCDMA2000方式にも対応していたが、iPhone SE(第3世代)ではCDMA2000方式を削除することになった。

日本向けのiPhoneとしてはiPhone 4Sで初めてCDMA2000方式に対応しており、iPhone 5まではCDMA2000方式を採用するKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)がCDMA2000方式に対応したCDMA2000版を取り扱い、SoftBankがCDMA2000方式に非対応のGSM版を取り扱った。

iPhone 5sおよびiPhone 5cからはGSM版とCDMA版を区別せずに、CDMA2000方式に対応した型番を日本で展開してきた。

日本でCDMA2000方式に対応したiPhoneを展開しない事例はiPhone 4以来となる。

日本以外ではiPhone 4で初めてCDMA版を米国向けに用意しており、iPhone 4S以降は米国および中国をはじめとする一部の国と地域でCDMA2000方式に対応したiPhoneを販売した。

ただ、中国、香港特別行政区、マカオ特別行政区ではiPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro MaxからCDMA2000方式は対応を見送った。

米国では日本と同様にiPhone SE(第3世代)からCDMA2000方式に非対応となった。

iPhone SE(第3世代)ではCDMA2000方式に対応した型番が消滅したことになる。

日本と米国は最後までCDMA2000方式に対応したiPhoneを展開した国となるが、日本ではKDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが2022年3月31日をもってCDMA2000方式による3Gサービスの提供を終了する。

また、米国ではT-Mobile USAの完全子会社であるSprintが2022年3月31日、Verizon Wirelessとして携帯通信事業を展開するCellco Partnershipが2022年12月31日にCDMA2000方式による3Gサービスの提供を終了する予定である。

なお、Sprintは当初の計画の2022年1月1日から2022年3月31日に延期した。

2022年には日米の主要な移動体通信事業者(MNO)がCDMA2000方式を終了するため、日米でも対応する必要がなくなった。

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