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iPhone SE(第3世代)の製造工場が判明



米国(アメリカ)のAppleが開発したスマートフォン「iPhone SE(第3世代)」の製造を行う工場が判明した。

iPhone SE(第3世代)の中国向け型番であるA2785が中国の認証機関を通過しており、本体を製造する工場が公表されている。

A2785の製造は中国のHong Fu Jin Precision Electronics (Zhengzhou) (鴻富錦精密電子(鄭州))および中国のPegaglobe (Kunshan) (世碩電子(崑山))が行う。

Hong Fu Jin Precision Electronics (Zhengzhou)は台湾のHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)傘下で、河南省の省都・鄭州市で工場を所有および運営しており、iPhoneの主要な製造拠点として機能する。

Pegaglobe (Kunshan)は台湾のPegatron (和碩聯合科技)傘下で、江蘇省蘇州市崑山市で工場を所有および運営している。

iPhone SE(第3世代)の製造はHon Hai Precision IndustryとPegatronが受注し、いずれも傘下の事業会社が中国で所有および運営する工場で製造することが分かる。

2か所とも過去にiPhoneを製造した実績が豊富な工場で、iPhone SE(第2世代)の製造を担当した工場でもある。

iPhone SE(第3世代)およびiPhone SE(第2世代)は同一の工場で製造することになった。

iPhone SE(第3世代)はiPhone 8をベースとするiPhone SE(第2世代)と同等の筐体を継承するが、チップセットはiPhone 13およびiPhone 13 miniと同等のA15 Bionicチップに変更している。

CPUは高性能なデュアルコアと高効率なクアッドコアで構成されるヘキサコアで、GPUはクアッドコアとなっている。

第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式も利用できる。

内蔵ストレージの容量は64GB、128GB、256GBの3種類を用意している。

カラーバリエーションはミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの3色展開である。

日本、中国、インド、豪州(オーストラリア)、英国(イギリス)、フランス、ドイツ、カナダ、米国など30以上の国と地域で2022年3月18日に発売する。

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