心系天下の2022年モデルはFold4ベースとFlip4ベースの2機種を発売へ
- 2022年07月24日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)は2022年にXinxitianxia (心系天下)のラインナップで2機種のスマートフォンを発売することが分かった。
XinxitianxiaはSamsung Electronicsの中国法人であるSamsung (China) Investment (三星(中国)投資)と中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (中国電信)の子会社で中国のTianyi Telecom Terminals (天翼電信終端)が共同で展開するブランドとなる。
商標はTianyi Telecom Terminalsが保有し、高級な携帯電話として展開している。
基本的に中国でChina TelecomとSamsung Electronicsの取扱店を通じて販売するが、過去にはChina Telecomの子会社でマカオ特別行政区の移動体通信事業者であるChina Telecom (Macau) (中國電信(澳門))でも取り扱いの実績がある。
なお、Tianyi Telecom Terminalsは携帯通信事業を担当しており、事実上のChina Telecomの携帯端末部門として機能する。
これまでに、Xinxitianxiaの型番規則と一致する未発表端末の型番としてSM-W9023およびSM-W7023の2機種が中国質量認証中心(China Quality Certification Center)を通過した。
中国質量認証中心では製造工場も公表しており、それぞれ型番規則や製造工場からSamsung Electronicsが発表する予定のSamsung Galaxy Z Fold4およびSamsung Galaxy Z Flip4をベースとして開発を進めていると推測できる。
2019年以降のXinxitianxiaのラインナップとしては2019年にSamsung Galaxy Fold 5GをベースとしたSamsung W20 5G、2020年にSamsung Galaxy Z Fold2 5GをベースとしたSamsung W21 5G、2021年にSamsung Galaxy Z Fold3 5GをベースとしたSamsung W22 5Gを製品化してきた。
2022年はSamsung Galaxy Z Fold4をベースとした機種がSamsung W22 5Gの後継機種となる。
また、2022年は例年通りにSamsung Galaxy Z Foldシリーズをベースとした機種も発売するが、新たにSamsung Galaxy Z Flipシリーズをベースとした機種も用意することになる。
いずれの機種も中国で販売するために必要な認証を取得したため、中国で展開することは確定している。
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