楽天シンフォニー、インドのベンガルールで新拠点を開設へ
- 2022年07月22日
- Rakuten-総合
Rakuten Symphony (楽天シンフォニー)はインドのカルナータカ州の州都・ベンガルール(旧バンガロール)で新たな研究開発拠点を開設すると発表した。
ベンガルールではグローバルイノベーションラボとして新たな研究開発拠点を開設する計画である。
オープン無線アクセスネットワーク(オープンRAN)ベースのクラウドネイティブモバイルネットワークを構築するためのプラットフォーム、サービス、ソリューションなどの研究開発の中心として機能する。
無線アクセスネットワーク(RAN)、コアネットワーク、伝送路まで機能の試験やパフォーマンスの評価を実施できる最先端の研究開発拠点となる。
Rakuten Symphonyが展開するSymworldプラットフォームのショーケースとしても機能するため、Symworldプラットフォームの機能とパフォーマンスを顧客に披露することができる。
また、既存のベンガルールに所在するRANラボと東京都に所在するクラウドイノベーションラボの機能を補完および拡張し、グローバルなエンドツーエンドの試験を可能にするという。
ベンガルールで開発するグローバルイノベーションラボは2023年初めに運営を開始する予定である。
Rakuten Symphonyはインド法人としてRakuten Symphony Indiaを所有する。
Rakuten Symphonyの親会社であるRakuten Group (楽天グループ)が子会社化したインドのInnoeye Software Technologiesの社名をRakuten Symphony Indiaに変更し、Rakuten Symphonyのインド法人として活用することになった。
インドではInnoeye Software Technologiesの時代からマディヤ・プラデーシュ州にも拠点を保有し、複数の拠点を合計するとRakuten Symphonyのインドにおける従業員数は3,300人に達したという。
オープンRANの分野で従業員の採用を進め、数年間でさらに規模を拡大する計画と表明している。
なお、Rakuten SymphonyはRakuten Groupの完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)の完全子会社である。
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