NTTドコモ傘下のDOCOMO PACIFIC、Galaxy Z Flip4とGalaxy Z Fold4の予約開始
- 2022年08月13日
- docomo-SAMSUNG
NTT DOCOMOの完全子会社で米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島自治連邦区の移動体通信事業者(MNO)であるDOCOMO PACIFICは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Samsung Galaxy Z Flip4」および「Samsung Galaxy Z Fold4」の予約の受け付けを開始した。
いずれも2022年8月12日から2022年9月1日まで予約を受け付ける。
予約は個人顧客および法人顧客いずれも対象で、購入方法は新規契約または機種変更から選択できる。
DOCOMO PACIFICはグアム法人で、グアムおよび北マリアナ諸島自治連邦区は異なる地域であるが、グアムに加えて北マリアナ諸島自治連邦区でもDOCOMO PACIFICが免許人として携帯通信事業を行う。
ただ、グアムと北マリアナ諸島自治連邦区では予約の条件が異なり、グアムの個人顧客は月額料金が60米ドル(約8,000円)以上のAccess Plan、法人顧客はBusiness Unlimited Pro Planに加入する必要がある。
北マリアナ諸島自治連邦区の個人顧客はSamsung Galaxy Z Flip4を予約する場合に月額料金が40米ドル(約5,300円)以上、Samsung Galaxy Z Fold4を予約する場合に月額料金が50米ドル(約6,700円)以上のAccess Plan、法人顧客はBusiness Prime Planに加入することが条件に設定されている。
オンラインで予約を受け付けているが、受け取りは実店舗に限定しているため、予約時には受け取りを希望する店舗の指定を求めており、グアムでは本社併設店を含めた5店舗、北マリアナ諸島自治連邦区ではサイパン市の1店舗、合計で6店舗から選べる。
システムメモリの容量と内蔵ストレージの容量の組み合わせはSamsung Galaxy Z Flip4が8GB+256GBモデル、Samsung Galaxy Z Fold4が12GB+256GBモデルとなる。
カラーバリエーションはSamsung Galaxy Z Flip4がGraphiteの1色展開、Samsung Galaxy Z Fold4がGraygreenとPhantom Blackの2色展開である。
グアムおよび北マリアナ諸島自治連邦区は地理的には大洋州(オセアニア)であるが、米国(アメリカ)の領土で米国本土と同等の周波数を携帯通信用途で使用するため、DOCOMO PACIFICでは米国向け公開市場版の型番を取り扱う。
グローバルでは米国を含めた一部の国と地域で2022年8月26日より順次発売するが、DOCOMO PACIFICにおける発売日は確定していない。
Samsung Galaxy Z Flip4およびSamsung Galaxy Z Fold4は第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式に対応しており、DOCOMO PACIFICはマリアナ諸島で唯一の5Gを利用できると説明している。
北マリアナ諸島自治連邦区とグアムで構成するマリアナ諸島には3社の移動体通信事業者が存在するが、DOCOMO PACIFICが唯一の5Gを商用化した移動体通信事業者である。
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