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日本向けGalaxy Z Fold4がCB試験通過、NTTドコモ版のSC-55Cとau版のSCG16を用意



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-55C」および「SCG16」が2022年6月20日付けでCB試験証明書を取得したことが分かった。

いずれも同一のCB試験証明書に型番が記載されており、CB試験証明書の番号はDK-128842-ULとなっている。

CB試験証明書はIEC電気機器・部品適合性試験認証制度(IECEE)に基づきデンマークのUL (Demko)が発行した。

製品は携帯電話で、商標はSAMSUNGと記載されている。

SC-55CおよびSCG16は未発表端末の型番である。

型番規則からSC-55CはNTT DOCOMO向けの第5世代移動通信システム(5G)に対応した端末と分かる。

また、SCG16はKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの5Gに対応したスマートフォンと判断することができる。

いずれもROW版のデュアルSIMモデル、ROW版のシングルSIMモデル、韓国版、中国版のGalaxy Z Fold4の型番と同一のCB試験証明書を取得したため、SC-55CおよびSCG16もGalaxy Z Fold4の型番と考えられる。

参考までにROW版はrest of worldの略に由来し、専用の型番を用意する特定の国および地域を除いた世界で販売するため、Samsung Electronicsの内部ではROW版として扱うが、実際には専用の型番を用意する国および地域は多くなく、世界で広範に販売する事実上の国際版となる。

なお、Galaxy Z Fold4は折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載した横折りのハイスペックなフォルダブルスマートフォンである。

すでにグローバル向けにはGalaxy Z Fold4を発表している。

SC-55CとSCG16はGalaxy Z Fold4の型番となるため、それぞれNTT DOCOMOよりGalaxy Z Fold4 SC-55C、KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneよりGalaxy Z Fold4 SCG16として発表されると考えられる。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは過去に発売したGalaxy Z Foldシリーズのフォルダブルスマートフォンと同様にauのラインナップでGalaxy Z Fold4 SCG16を取り扱うと思われる。

IECEE

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