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moto razr 2022 (XT2251-1)の5G対応バンドを案内



中国を拠点とする香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)は同社の完全子会社で米国(アメリカ)のMotorola Mobility製のスマートフォン「moto razr 2022 (XT2251-1)」が対応する第5世代移動通信システム(5G)の周波数を案内した。

moto razr 2022は中国向けに発表しており、型番はXT2251-1である。

5Gの無線方式であるNR方式に対応し、周波数はNR (FR1, FDD) n1/n2/n3/n5/ n7/n8/n12/n20/ n25/n26/n28/n66, NR (FR1, TDD) n38/n40/n41/n48/ n77/n78/n79を利用できる。

NR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成に対応したデュアルモード5Gとなる。

中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Mobile (中国移動)として事業を行うChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)のSIMカードを利用時は標準でSA構成が有効となっている。

また、SA構成とNSA構成の両方を利用できる環境の場合はSA構成を優先するという。

中国の移動体通信事業者であるChina Telecom (中国電信)および中国の移動体通信事業者でChina Unicom (中国聯通)として事業を行うChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)のSIMカードを利用時は標準でSA構成が無効であるため、設定から手動でSA構成を有効化する必要がある。

中国ではChina Broadnet (中国広電)として事業を行うChina Radio and Television Network (中国広電網絡)が移動体通信事業者として新規参入を果たしたが、China Radio and Television NetworkのSIMカードに関しては言及していない。

SA構成で利用する場合は移動体通信事業者に関係なくソフトウェアを最新のバージョンにアップデートするよう求めている。

参考までにChina Mobile Communications Groupではn28/n41/n79、China TelecomおよびChina United Network Communicationsではn1/n78、China Radio and Television Networkではn28/n41/n78/n79の利用が可能である。

China Mobile Communications GroupとChina Radio and Television Networkのn28はChina Radio and Television Networkが保有する周波数を使用しており、両社の協業に関する合意に基づきChina Mobile Communications Groupが整備を担当し、両社の加入者が利用できる。

両社の協業に関する合意にはローミング協定も含まれ、China Radio and Television Networkで利用できるn41はChina Mobile Communications Groupが整備したn41のローミングとなる。

China TelecomおよびChina United Network Communicationsは共同で5Gを整備しており、地域を分担して5Gを構築している。

China Radio and Television Networkのn78とChina TelecomおよびChina United Network Communicationsのn78の一部は屋内専用で、3社が共有する周波数となっている。

Lenovo

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