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日本版のHTC Desire 22 proとなる2QBK200がBluetooth認証を通過



台湾のHTC Corporation (宏達国際電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「2QBK200」が2022年8月28日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。

Bluetoothモジュールのバージョンは5.1となっている。

2QBK200は未発表端末の型番である。

2QBKシリーズはHTC Desire 22 proの型番に該当するため、2QBK200はHTC Desire 22 proの型番のひとつと分かる。

なお、HTC Desire 22 proは台湾および英国(イギリス)を含めた欧州(ヨーロッパ)向けに発表している。

台湾および欧州向けのHTC Desire 22 proの型番は2QBK100となる。

台湾では2022年7月1日に販売を開始し、欧州では2022年8月19日に販売を開始した。

これまでに、2QBK200は発表および発売していないが、技適の通称で知られる日本の認証を取得しており、日本で販売する計画と考えられる。

電波法に基づく工事設計認証では日本国内で利用できる周波数も判明しており、日本国内で携帯通信網はNR (FR1, FDD) n3/n28, NR (FR1, TDD) n77/n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B8/B11/B18/ B19/B21/B26/B28, LTE (TDD) B41/B42, W-CDMA I/VI/VIII/XIXを利用できる。

日本の移動体通信事業者(MNO)以外では採用が限定的なn77/n79/B18/B26/B42に加えて、日本の移動体通信事業者以外では採用の実績がないB11/B19/B21/VI/XIXにも対応する。

そのため、日本の周波数事情を考慮して日本向けに専用のハードウェアを用意したことが分かる。

HTC Corporationの日本法人であるHTC NIPPONは2022年9月1日にHTC Desire 22 proを発表する予定である。

HTC NIPPONはHTC U12+を最後にスマートフォンの新機種を日本で発表していない。

日本では2018年6月27日にHTC U12+を発表したため、約4年2か月ぶりに日本でHTC Corporation製のスマートフォンの新機種が登場することになる。

第5世代移動通信システム(5G)に対応することが確定しているため、HTC NIPPONとしては初めて5Gのスマートフォンを展開する。

Bluetooth SIG

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