Android 2.2搭載HSPA+対応Huawei IDEOS X5がFCC通過!!
- 2010年10月23日
- Android関連
中国Huawei Technologies製W-CDMA/GSM端末「U8800/U8800H」が2010/10/19付けでFCCを通過した。
FCCIDはQISU8800。
U8800/U8800Hは下記の周波数でFCCを通過している。
824.2~848.8MHz:GSM 850 MHz
1850.2~1909.8MHz:GSM 1900 MHz
2402.0~2480.0MHz:Bluetooth
2412.0~2462.0MHz:Wireless LAN
W-CDMAネットワークでは通過していないが、それは米国で使用しているW-CDMAネットワークの周波数に対応していないからである。
GSMネットワークはGSM 1900/850 MHzで通過している。
FCCの資料にはモバイルネットワークはW-CDMA 2100/900 MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応していると記載されている。
BluetoothやWireless LANの周波数でも通過している。
U8800とU8800Hが同一端末として通過している。
FCCの資料にはU8800とU8800Hは同一のハードウェアであるが、パケット通信はU8800がHSPAのみに対応しており、U8800HがHSPA+にも対応していると記載されている。
U8800とU8800Hの違いは、HSPA+に対応しているかどうかの違いということである。
U8800シリーズにはIDEOS X5というペットネームが与えられている。
U8800/U8800HはいずれもW-CDMA 1700 MHz FDD Band IXには対応していないが、IDEOSみたいにW-CDMA 1700 MHz FDD Band IXに対応したモデルも用意されることを期待したい。
FCCでは端末仕様も少し公開されている。
端末サイズは、長さ120mm×幅62mm×厚さ11.6mm、質量が130gとなっている。
電池パックの型番はHB4F1Lで、電池容量は1500mAhである。
その他、MMSやGPSにも対応していると記載されている。
IDEOS発表時のプレスリリースには、U8800はAndroid 2.2 Froyo Versionを搭載してリリースすると記載されており、IDEOS X5はIDEOS同様にAndroid 2.2を搭載して発売されると思われる。
IDEOS X5はそこそこスペックは充実しているので、日本でも出て欲しいなぁと思っていたり。
ここ最近はアジアのメーカーが日本市場を開拓しようとしており、スマートフォンの分野でもアジアメーカーが相次いで参入している。
アジアメーカー製のスマートフォンは冬モデルとしてNTT docomo向け韓国Samsung Electronics製のGALAXY S SC-02BとGALAXY Tab SC-01C、au向けには韓国Pantech製のIS06(CDMA PTI06)、SoftBank向けには台湾HTC製のHTC Desire HD SoftBank 001HTが発表されている。
また、11月には少なくともNTT docomo向けに韓国LG Electronics製のOptimus L-04CとSoftBank向けに中国ZTE製のZTE Blade SoftBank 003Zが発表される予定である。
Huaweiは面白いAndroid端末をリリースしているので、是非とも日本でも展開してもらいたいところである。
・FCC(Huawei U8800/U8800H)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=915005&fcc_id=’QISU8800′
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