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マカオ特別行政区における2022年8月の携帯電話加入件数が判明



マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。

電気通信分野の統計資料の更新に伴い2022年8月末時点の情報が判明している。

携帯電話サービスの加入件数は1,192,514件で、前月比では3,000件の減少しており、2021年12月から9か月連続で減少する結果となった。

マカオ特別行政区政府は四半期ごとにマカオ特別行政区の人口を公表しており、直近では2022年第2四半期末時点で約677,300人である。

加入件数と人口の数値には2か月の開きがあるが、おおよそのマカオ特別行政区における携帯電話サービスの人口普及率は約176.07%となる。

また、加入件数は契約種別ごとの内訳も公表している。

第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド回線が21,078件、3Gのプリペイド回線が5,782件、LTEのポストペイド回線が891,431件、LTEのプリペイド回線が274,223件となった。

回線の定義は3Gがマカオ特別行政区で3GのW-CDMA方式もしくはCDMA2000方式、LTEがマカオ特別行政区で第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と3Gを利用できる回線である。

3Gは世代の名称で、LTEは4Gの無線方式の名称であるため、郵電局は世代と無線方式の表記を統一していないが、郵電局と同様の表記を採用している。

支払方式別の比率はポストペイド回線が912,509件で約76.52%、プリペイド回線が280,005件で約23.48%、通信別の比率は3Gが26,860件で約2.25%、LTEが1,165,654件で約97.75%である。

マカオ特別行政区ではCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、Hutchison – Telephone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))の4社が移動体通信事業者(MNO)として携帯通信事業を行う。

第5世代移動通信システム(5G)は導入しておらず、Companhia de Telecomunicacoes de MacauおよびChina Telecom (Macau)が郵電局に5Gの免許を申請したことを発表している。

統計資料では4社の移動体通信事業者が集計の対象である。

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