楽天グループが2023年Q1の業績を発表
- 2023年05月13日
- Rakuten-総合
Rakuten Group (楽天グループ)は2023年(2023年12月期)第1四半期の業績を発表した。
2023年3月31日に終了した3か月間となる2023年第1四半期の連結売上高は前年同期比9.3%増の4,756億3,500万円、親会社の所有者に帰属する当期損失は前年同期比10.1%減の825億6,700万円となった。
前年同期比で赤字幅は縮小したことになる。
業績の発表に伴いセグメント別の業績も公表している。
Rakuten Groupの業績報告のセグメント区分はインターネットサービスセグメント、フィンテックセグメント、モバイルセグメントである。
モバイルセグメントの2023年第1四半期の売上高は前年同期比25.7%増の963億3,300万円、セグメント損失は前年同期比22.4%減の1,026億6,200万円となった。
内部取引などを調整前のセグメントに係る売上高合計のうちモバイルセグメントは18.0%となる。
モバイルセグメントは最も規模が小さいセグメントであるが、前年同期比で最も成長率が高く、唯一の2桁の成長を記録した。
日本の携帯通信事業で基地局の開設などで先行投資が継続中であるため、赤字が継続しているが、前年同期比で赤字幅は縮小している。
モバイルセグメントでは日本の携帯通信事業で新料金プランへの移行に伴い通信料金を支払う顧客が増加したが、ネットワーク関連費用も増加したという。
なお、モバイルセグメントは通信サービスおよび通信技術の提供や電力供給サービスの運営で構成する。
主な事業会社は完全子会社のRakuten Mobile (楽天モバイル)や同社の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)などである。
日本の携帯通信事業はRakuten Mobileが事業会社として行う。
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