ソフトバンク向けA301ZTがWi-Fi認証を通過、Pocket WiFi新機種か
- 2023年06月12日
- SoftBank-ZTE, Y!mobile
SoftBank Corp.向けの中国のZTE Corporation (中興通訊)製の端末「A301ZT」が2023年5月30日付けでWi-Fi Allianceの認証を通過した。
Wi-Fi AllianceではWi-Fi CERTIFIED b/g/nのプログラムで認定を受けている。
そのため、無線LANの規格はIEEE 802.11b/g/nに対応することが分かる。
周波数は2.4GHz帯を利用できる。
Wi-Fi Allianceの認証では無線LANは2.4GHz帯に限り対応するが、プログラムおよび周波数を追加して再認証を受ける事例もあるため、確定事項ではないことに留意しておきたい。
A301ZTは未発表端末の型番である。
型番規則からSoftBank Corp.向けの端末と特定できる。
SoftBank Corp.が展開するSoftBankおよびY!mobileでは共通の型番規則を採用する。
A301ZTはSoftBankとY!mobileの一方もしくは両方で展開することになる。
Wi-Fi Allianceの認証では製品名として第4世代移動通信システム(4G)のモバイル無線LANルータを意味するLTE UFIと記載されている。
しかし、過去には第5世代移動通信システム(5G)のモバイル無線LANルータでもLTE UFIと記載する事例が確認できているため、4Gのモバイル無線LANルータと確定することはできない。
ルータのカテゴリでWi-Fi Allianceの認証を通過しているため、Pocket WiFiシリーズで展開するモバイル無線LANルータとなることは確実と考えられる。
少なくともSoftBank Corp.はPocket WiFiシリーズの新機種としてA301ZTを準備していることが分かる。
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