TCLが5G対応ベーシックフォンT512Nを開発中
- 2024年03月10日
- Android関連
中国のHuizhou TCL Mobile Communication (恵州TCL移動通信)製のNR/LTE/W-CDMA端末「T512N」が2024年2月21日付けで中国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)が行う電信設備進網許可を受けた。
設備名称は第5世代移動通信システム(5G)に対応した携帯電話を意味する5G数字移動電話機である。
設備産地は中国の広東省恵州市であるため、恵州市内の工場で製造を行う。
Huizhou TCL Mobile Communicationが恵州市内で運営する工場で製造することになる。
電信設備進網許可では仕様の一部も開示しており、OSにはAndroidを採用している。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA方式に対応しており、5GのNR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成およびノンスタンドアローン(NSA)構成で動作する。
SIMはデュアルSIMで利用できる。
電信設備進網許可では開示する情報を追加しており、新たに本体の画像を公開した。
本体の画像からストレート式でテンキーを搭載したベーシックフォンとなることが分かる。
外観からはシニア向けのベーシックフォンとして展開すると推測できる。
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