マカオ特別行政区の携帯電話サービス、5G契約が過半数に
- 2024年04月01日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。
毎月の統計資料の更新に伴い2024年2月末時点の情報を掲載しており、携帯電話サービスの加入件数は1,383,547件となった。
2024年1月から2か月連続で増加している。
マカオ特別行政区政府は四半期ごとにマカオ特別行政区の人口を公表しており、2023年12月31日時点で683,700人である。
加入件数と人口の集計時期は2か月の開きがあるが、おおよそのマカオ特別行政区における携帯電話サービスの人口普及率は約202.4%となる。
加入件数は契約種別の内訳も公表している。
第3世代移動通信システム(3G)はポストペイド回線が19,256件、プリペイド回線が2,135件となった。
LTEはポストペイド回線が435,438件、プリペイド回線が214,295件となっている。
第5世代移動通信システム(5G)はポストペイド回線が555,661件、プリペイド回線が156,762件である。
3Gは21,391件で約1.5%、LTEは649,733件で約47.0%、5Gは712,423件で約51.5%を占める。
2024年2月には5Gの加入件数が70万件、5Gの占有率が50%を超えた。
3Gと5Gは通信の世代、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるが、郵電局は免許の種別に基づき表記している。
統計資料ではマカオ特別行政区で携帯電話事業を行う4社の移動体通信事業者(MNO)が集計の対象となっている。
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