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OmnispaceがPLMN番号として901-10を取得、衛星と携帯端末の直接通信で活用か



米国(アメリカ)のOmnispaceは公衆陸上移動体通信番号(Public Land Mobile Network Number:PLMN番号)の割当を受けたことが分かった。

国際電気通信連合(International Telecommunication Union:ITU)の常設機関である電気通信標準化局(Telecommunication Standardization Bureau:TSB)が通知している。

Omnispaceは2024年3月18日にPLMN番号として901-10の割当を受けた。

901-10は過去にインドネシアのAsia Cellular Satelliteが割当を受けたが、Asia Cellular Satelliteが返却したため、Omnispaceに再割当したことになる。

なお、Asia Cellular Satelliteは廃業した。

PLMN番号は3桁の国コード(Mobile Country Code:MCC)および2桁もしくは3桁の事業者コード(Mobile Network Code:MNC)で構成しており、901-10の場合はMCCが901で、MNCが10である。

MCCの901は特定の国や地域の番号ではなく、共有のMCCに該当するため、国や地域を超えて利用する場合に割当する番号となる。

Omnispaceは衛星と携帯端末の直接通信の商用化に向けて準備を進めており、衛星と携帯端末の直接通信でPLMN番号を活用すると思われる。

衛星と携帯端末の直接通信は複数の通信事業者が開発しているが、Omnispaceの場合は地上の移動体通信事業者(MNNO)の周波数ではなく、移動衛星業務(Mobile Satellite Service:MSS)の周波数で標準の携帯通信技術を導入する。

移動衛星業務の周波数のひとつでSバンドの2GHz帯で第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を導入する計画で、利用には2GHz帯で非地上系ネットワーク(Non-Terrestrial Network:NTN)向けに定義されたNR Bandに対応した携帯端末が必要となる。

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