ソフトバンクが441-01を返却、PHSのPLMN番号
- 2024年05月02日
- SoftBank-総合, Y!mobile
SoftBank Corp.は公衆陸上移動体通信番号(Public Land Mobile Network Number:PLMN番号)の一部を返却したことが分かった。
SoftBank Corp.が返却したPLMN番号は441-01である。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が公表した2024年3月1日時点のPLMN番号の一覧には441-01を記載しているため、SoftBank Corp.は2024年3月2日以降に441-01を返却したと考えられる。
441-01はPHSで使用していたPLMN番号で、当初はDDI Pocketが運用していたが、DDI Pocketは2005年2月2日付けで社名をWILLCOMに変更した。
さらに2014年6月1日を効力発生日としてeAccessを存続会社、WILLCOMを消滅会社とする吸収合併を実行したため、2014年6月1日付けでeAccessがWILLCOMのPHSに係る事業を承継している。
eAccessは2014年7月1日付けで社名をYmobile Corporationに変更したほか、2015年4月1日を効力発生日としてSoftBank Mobile Corp.を存続会社、Ymobile Corporationを消滅会社とする吸収合併を実行したため、2015年4月1日からはSoftBank Mobile Corp.がYmobile Corporationから承継したPHSに係る事業を展開することになった。
SoftBank Mobile Corp.は2015年7月1日付けで社名をSoftBank Corp.に変更しており、最終的にはSoftBank Corp.がPHSで441-01を運用してきた。
SoftBank Corp.は2023年3月31日をもってPHSを終了している。
PHSの終了に伴いPHSで使用したPLMN番号である441-01は廃止および返却した。
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