NTTドコモが5G国際ローミングの対象国を拡大、北欧などを追加
- 2024年05月21日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは5G国際ローミングの対象国を拡大したことが分かった。
NTT DOCOMOは国際ローミングのWORLD WINGで第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を利用できる5G国際ローミングを2022年7月15日に商用化した。
5G国際ローミングの対象の国と地域は順次拡大しており、NTT DOCOMOの公式ウェブサイトに一覧を掲載している。
2024年5月17日付けで5G国際ローミングの対象の国と地域を更新しており、新たにウズベキスタン(オズベキストン)、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、ブルガリアを追加したことを確認できる。
北欧のスウェーデン、デンマーク、ノルウェーは同時に5G国際ローミングの対象国として追加したことになる。
5G国際ローミングの対象の移動体通信事業者(MNO)はウズベキスタンがUzbektelecom、スウェーデンがHi3G Access、デンマークがHi3G Denmark、ノルウェーがTelia Norge、ブルガリアがVivacom Bulgariaとなっている。
Uzbektelecomは5Gを商用化しておらず、2024年4月4日からウズベキスタンの首都・タシケント市でトライアルとして提供している。
5Gのトライアルは正式な商用の5Gではないが、一般の加入者も利用できるほか、国際ローミング協定で対象に5Gも追加したため、5G国際ローミングの対象国にウズベキスタンを追加したと思われる。
なお、Uzbektelecomは技術的な理由で5Gは一時的に利用できないと案内しており、5G国際ローミングも影響を受ける場合があることに留意しておきたい。
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