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Pixel 9シリーズの衛星通信は3GPP準拠のIoT-NTN、SkyloのNB-IoTを利用



米国(アメリカ)のGoogleが発表したスマートフォン「Pixel 9」、「Pixel 9 Pro」、「Pixel 9 Pro XL」、「Pixel 9 Pro Fold」は衛星通信を利用する衛星SOSに対応した。

米国のSkylo Technologiesは衛星サービスパートナーとしてPixel 9シリーズに衛星SOSを提供することを発表しており、Pixel 9シリーズの衛星SOSはSkylo Technologiesの衛星通信を利用する。

Skylo Technologiesは携帯通信技術の標準化団体である3rd Generation Partnership Project (3GPP)で仕様策定した3GPP Release 17の標準仕様に準拠した非地上系ネットワーク(Non-Terrestrial Network:NTN)を運用する衛星通信事業者である。

3GPP Release 17ではNTNの標準仕様としてNB-IoTやeMTCをベースとするIoT-NTNおよびNRをベースとするNR-NTNを定義している。

Skylo TechnologiesではNB-IoTをベースとするIoT-NTNを採用したため、Pixel 9シリーズはNB-IoTをベースとするIoT-NTNに対応することになる。

なお、Skylo Technologiesは提携する外部の会社が運用する静止軌道(GEO)の衛星を用いてIoT-NTNを運用する。

周波数は移動衛星業務(Mobile Satellite Service:MSS)向けのLバンドとSバンドを使用しており、Lバンドが1.6GHz帯、Sバンドが2GHz帯となる。

IoT-NTNを提供するためのコアネットワークと無線アクセスネットワーク(RAN)はSkylo Technologiesが運営および管理を担う。

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