サブ6のローカル5G基地局の無線局免許数が1500件を突破、免許人はSWCが最多
- 2024年11月16日
- Local 5G
日本でサブ6GHz帯(Sub6)の周波数を利用したローカル5Gの基地局の無線局免許数が1,500件を突破したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで確認できる。
Sony Wireless Communicationsが2024年9月5日付けで埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の複数の自治体で58件のサブ6GHz帯のローカル5Gの基地局の無線局免許を取得したことで、実験試験局を除いたサブ6GHz帯のローカル5Gの基地局の無線局免許数が1,534件となった。
2024年9月5日にサブ6GHz帯のローカル5Gの基地局の無線局免許数が1,500件を超えたことになる。
サブ6GHz帯のローカル5Gの基地局の無線局免許数を最も多く取得した免許人はSony Wireless Communicationsである。
2024年9月5日までにSony Wireless Communicationsは855件のサブ6GHz帯のローカル5Gの基地局の無線局免許を取得しており、全体の約55.7%と過半を占める。
Sony Wireless Communicationsはローカル5Gを活用してNURO Wireless 5Gを提供している。
NURO Wireless 5Gのエリアを拡大するために関東地方を中心として各地でサブ6GHz帯のローカル5Gの基地局の無線局免許の取得を進めている。
なお、総務省はローカル5G向け周波数としてサブ6GHz帯の4.7GHz帯およびミリ波(mmWave)の28GHz帯を割当した。
ローカル5Gは2019年12月24日に28GHz帯で制度化しており、2020年12月18日には4.7GHz帯のローカル5Gを制度化するとともに、28GHz帯では周波数範囲を拡張している。
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