中国電信(澳門)が3Gを終了、マカオ唯一のCDMA2000方式
- 2025年07月05日
- 海外携帯電話

マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (Macau) (中国電信(澳門))は第3世代移動通信システム(3G)の提供を終了した。
2025年6月5日の0時0分(マカオ時間)より3Gの提供を停止している。
3Gの無線方式としてはCDMA2000方式を採用しており、周波数は800MHz帯を使用していた。
マカオ特別行政区では唯一のCDMA2000方式を採用した移動体通信事業者であるため、China Telecom (Macau)による3Gの提供の終了を受けてマカオ特別行政区としてもCDMA2000方式の運用を終了したことになる。
China Telecom (Macau)はChina Unicom (Macau) (中国聯通(澳門))の時期にマカオ特別行政区の携帯通信市場に新規参入を果たした。
2006年8月14日にCDMA免許を取得したことで、マカオ特別行政区の携帯通信市場に新規参入が決定した。
2006年10月18日に第2世代移動通信システム(2G)の無線方式としてcdmaOne方式で携帯通信サービスを商用化している。
2006年10月24日には3G免許を取得しており、3Gでは無線方式としてcdmaOne方式の拡張規格のCDMA2000方式を採用することになった。
2007年10月17日に3Gを商用化したため、約17年8か月で3Gを終了したことになる。
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