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KDDIがサムスン電子のvRAN 3.0ソリューションを採用、2025年にOpen RANを拡大へ



KDDIはOpen RANの拡大へ仮想化無線アクセスネットワーク(vRAN)ソリューションとして韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が開発したvRAN 3.0を採用することが分かった。

Samsung Electronicsが情報を開示しており、Samsung ElectronicsはKDDIよりOpen RANの展開の拡大へ第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)向けのO-RANフロントホール仕様に準拠したvRANソリューションの主要なベンダとして選定されたことを発表した。

KDDIが2025年からSamsung ElectronicsのvRANソリューションを用いてOpen RANの展開を拡大すると案内している。

Samsung Electronics製の高度なMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置や外部のベンダの無線装置を含めたローバンドからミッドバンドの周波数で動作するO-RANフロントホール仕様に準拠した無線装置と組み合わせることができるvRANソリューションとしてvRAN 3.0をKDDIに供給する計画である。

vRAN 3.0はSamsung Electronicsが開発したvRANソリューションとしては3世代目となる。

制御部である集約装置と分散装置の機能を備え、いずれもソフトウェアで実装する。

KDDIとSamsung Electronicsは2021年からvRANソリューションおよびOpen RANで協力してきた。

両社は新たな協力のもとでOpen RANを前進させるとともに、長年の協力を深めるという。

これまでに、KDDIはSamsung ElectronicsのvRANソリューションとFujitsu (富士通)製のMassive MIMOに対応したアンテナ一体型無線装置を組み合わせてOpen RANを商用で展開しているが、対象の地域は限定的となっている。

2025年からはOpen RANの展開を拡大する見込みである。

なお、O-RANフロントホール仕様はOpen RANの仕様策定を推進する標準化団体でドイツに本部が所在するO-RAN ALLIANCEで策定したフロントホールインタフェースの標準仕様を意味する。

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