ソフトバンク、iPad mini(A17 Pro)の通信速度を公開
- 2024年10月29日
- SoftBank-Apple
SoftBank Corp.は米国(アメリカ)のApple製のタブレット「iPad mini(A17 Pro)」の通信速度を公開した。
iPad mini(A17 Pro)のWi-Fi + Cellularモデルは携帯通信網に対応しており、通信速度はSoftBank Corp.の携帯通信網で下り最大2.6Gbps/上り最大159Mbpsである。
なお、下り最大2.6Gbps/上り最大159Mbpsは第5世代移動通信システム(5G)のノンスタンドアローン(NSA)構成で実現する。
下り最大2.6Gbpsは東名阪および福井県の一部エリア、上り最大159Mbpsは北海道、福島県、東名阪、北陸の一部エリアで提供中と案内している。
ほかに5Gのスタンドアローン(SA)構成では下り最大2.4Gbps/上り最大113Mbps、第4世代移動通信システム(4G)では下り最大838Mbps/上り最大46Mbpsとなる。
先代機種のiPad mini(第6世代)と比較して5GのNSA構成と4Gの通信速度は変わらず、5GのSA構成は新たに対応した。
5GのNSA構成は4Gの無線方式であるLTE方式と5Gの無線方式であるNR方式が連携して動作する無線アクセスネットワーク(RAN)構成で、コアネットワークは4G向けのEPCを使用する。
5GのSA構成はNR方式が単独で動作するRAN構成で、コアネットワークは5G向けの5GCとなる。
5GのSA構成を利用できる契約かつ本体の設定で5Gスタンドアローンを有効化した場合は5GのNSA構成と5GのSA構成の両方を提供するエリアでは5GのSA構成を優先的に利用する。
5Gスタンドアローンの設定は再び無効化することもできる。
表記の通信速度は技術規格上の理論値で、実際の通信速度は通信環境などで変動することに留意しておきたい。
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