KDDI、2.3GHz帯の5G基地局が300局を突破
- 2024年11月21日
- KDDI-総合
KDDI CORPORATIONは2.3GHz帯の第5世代移動通信システム(5G)の基地局が無線局免許の件数を基準に300局を突破したことが分かった。
KDDI CORPORATIONは2.3GHz帯の基地局に関して2024年11月18日までに312局の無線局免許を取得した。
2024年11月18日には28局の無線局免許を取得したため、2024年11月18日に無線局免許の件数を基準に300局を超えたことになる。
最初は2023年6月15日に5局の無線局免許を取得したが、しばらくは無線局免許の増加は緩やかに推移してきた。
しかし、2024年10月は109局、2024年11月は2024年11月18日までに73局、合計で182局の無線局免許を取得しており、2024年10月以降は無線局免許が急増していることが分かる。
なお、KDDI CORPORATIONは同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)と地域ごとに連携する1の者として2.3GHz帯における第5世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定に伴い2.3GHz帯の割当を受けた。
これまでに、Okinawa Cellular Telephone Companyは2.3GHz帯の基地局の無線局免許を取得していない。
KDDI CORPORATIONは2.3GHz帯では無線方式として5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入および運用している。
NR BandはFR1のn40となる。
そのため、2.3GHz帯の基地局はn40の基地局と読み替えることができる。
2.3GHz帯では2023年7月3日に5Gの運用を開始したが、運用を開始した時点では商用では提供していない。
KDDI CORPORATIONおよびOkinawa Cellular Telephone Companyが総務省に提出した四半期報告書では2024年10月頃に2.3GHz帯の5Gの提供を開始すると記しているため、KDDI CORPORATIONは2024年10月頃に2.3GHz帯の5Gの提供を開始したと思われる。
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