iPad mini (A17 Pro)は4.9GHz帯の5Gでも技適通過、ソフトバンクに割当見込み
- 2024年11月21日
- Apple関連, SoftBank-総合
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。
米国(アメリカ)のApple製のNR/LTE/W-CDMA端末「A2995」および「A2996」が2024年10月16日付けでDSP Researchを通じて工事設計認証を受けたことが分かった。
いずれもAppleが発売したiPad mini (A17 Pro)のWi-Fi + Cellularモデルの型番に該当する。
A2995は中国本土以外向け、A2996は中国本土向けとなる。
日本ではA2995を販売している。
いずれも第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式はFR1のn79では帯域幅が100MHz幅、中心周波数が4550.01~4950MHzで工事設計認証を受けた。
そのため、5Gは4.9GHz帯の4900~5000MHzでも工事設計認証を受けたことが分かる。
4900~5000MHzは4.9GHz帯における第5世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定に伴い割当する。
申請者はSoftBank Corp.の1者であるため、SoftBank Corp.が割当を受ける見込みである。
なお、総務省は2024年9月30日に公布および施行した電波法施行規則等の一部を改正する省令(令和6年総務省令第89号)で5Gの技術基準を適用する周波数に4.9GHz帯を追加する制度整備を行い、4.9GHz帯の5Gも工事設計認証の対象となった。
電波法施行規則等の一部を改正する省令(令和6年総務省令第89号)附則第4条の規定に基づき4.9GHz帯の5Gの制度整備前に4500~4900MHzで技術基準適合証明などを受けた5Gの端末は工事設計に変更がない限り、4900~5000MHzでも技術基準適合証明などを受けたものとみなされる。
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