イラク政府、Vodafone Groupと5G整備で合意
- 2025年01月15日
- 海外携帯電話
イラク政府は英国(イギリス)のVodafone Groupと第5世代移動通信システム(5G)の整備で合意したと発表した。
イラク政府を代表してイラクの政府機関で電気通信行政を担う通信省(Ministry of Communications:MOC)はVodafone Groupの完全子会社で国際事業を統括する英国のVodafone International Holdingsと5Gの整備に係る合意に署名したという。
これまでに、イラク内閣はVodafone Groupと協力して5Gを整備する計画を承認しており、イラク内閣の承認を受けて通信省とVodafone International Holdingsの合意に至った。
Vodafone International Holdingsは合意に基づきイラク政府が完全所有する5Gに対して準備、設計、商業提案、事業成長計画などを含めた専門的な知識を提供する計画である。
イラク政府が完全所有する5Gはイラク政府が完全所有するイラクのAl-Salam Telecommunications Companyが運用する5Gを意味する。
イラクではイラク政府が設立したAl-Salam Telecommunications Companyに3年間の独占権が付帯した5Gの免許を付与する予定で、当面はAl-Salam Telecommunications Companyがイラクで唯一の5Gを提供する移動体通信事業者(MNO)となる。
イラク政府は携帯通信分野で知見を保有していないため、Al-Salam Telecommunications Companyが5Gを整備できるよう携帯通信分野で国際的な実績がある会社と協力を模索してきた。
最終的にVodafone Groupと協力して5Gを整備することになった。
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