総務省、携帯電話番号に060番号帯を追加
- 2024年12月21日
- 携帯電話総合
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は音声伝送携帯電話番号に060番号帯を追加したと発表した。
音声伝送携帯電話番号はいわゆる携帯電話番号である。
総務省では新たに060から始まる11桁の番号を携帯電話事業者に指定できるよう2024年12月20日付けで電気通信番号計画(令和元年総務省令告示第6号)の変更を行った。
2024年12月20日付けで公示した電気通信番号計画の一部を変更する件(令和6年総務省告示第441号)では電気通信事業法(昭和59年法律第86号)第50条第2項の規定に基づき電気通信番号計画の一部を変更している。
電気通信番号計画の一部を変更する件に基づき総務省は2024年12月20日より060から始まる11桁の番号を携帯電話事業者に指定できる。
これまで、音声伝送携帯電話番号は070、080、090から始まる11桁の番号を総務省から携帯電話事業者に指定してきたが、音声伝送携帯電話番号の枯渇が懸念されている。
音声伝送携帯電話番号の枯渇に対応するため、総務省では060番号帯を音声伝送携帯電話番号に追加するよう制度整備を行った。
制度上は2024年12月20日より音声伝送携帯電話番号として060番号帯、070番号帯、080番号帯、090番号帯を携帯電話事業者に指定できるが、060番号帯は携帯電話事業者などで対応が完了後に利用を開始することになる。
なお、既存の音声伝送携帯電話番号は継続して利用できる。
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