マカオ特別行政区の3Macau、3Gを終了

Tweet

マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)で3Macauとして携帯通信事業を行うHutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))は第3世代移動通信システム(3G)の提供を終了した。

2025年6月5日の0時0分(マカオ時間)より3Gの提供を停止している。

Hutchison – Telefone (Macau)は3Gの免許を保有していたが、2025年6月4日に3Gの免許の満期を迎えた。

3Gの免許の失効に伴い3Gは提供できないため、2025年6月4日をもって3Gの提供を終了することになった。

なお、3Gの免許は2006年10月24日に取得した。

3Gの無線方式としてはW-CDMA方式を採用していた。

マカオ特別行政区では3Gの無線方式を指定していないが、Hutchison – Telefone (Macau)は3Gの免許を申請時にW-CDMA方式を導入する計画で提出したため、W-CDMA方式の導入を条件に3Gの免許が付された。

2007年10月16日に3Gを商用化しており、マカオ特別行政区で2番目に3Gを商用化した移動体通信事業者となった。

Hutchison – Telefone (Macau)の3Gは約17年8か月の歴史に幕を下ろしたことになる。

3Gの終了後は第4世代移動通信システム(4G)の運用を継続する。