日本向けGalaxy Z Fold7の対応バンドが判明、ミリ波の5Gも対応
- 2025年07月09日
- docomo-SAMSUNG, KDDI-SAMSUNG

韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-56F」および「SCG34」が2025年7月3日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
SC-56FおよびSCG34は未発表端末の型番である。
型番規則からSC-56FはNTT DOCOMO向け、SCG34はKDDI CORPORATIONおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)向けと判断できる。
海外の移動体通信事業者(MNO)が公開した情報からSC-56FはGalaxy Z Fold7の型番のひとつに該当することが判明している。
そのため、SC-56FはNTT DOCOMO向け、SCG34はKDDI CORPORATIONおよびOkinawa Cellular Telephone Company向けのGalaxy Z Fold7と分かる。
SC-56FおよびSCG34は同一機器の扱いで連邦通信委員会の認証を通過したため、ハードウェアは共通となる。
連邦通信委員会の認証を通信方式および対応周波数を公表しており、NR (FR1, FDD) n1/n3/n5/n28/n66, NR (FR1, TDD) n40/n41/n77/n78/n79, NR (FR2-1, TDD) n257, LTE (FDD) B1/B2/B3/B4/ B5/B7/B8/B12/ B13/B18/B19/B20/ B21/B26/B28/B66, LTE (TDD) B38/B39/B40/B41/B42, W-CDMA I/V, GSM 850/900/1800/1900に対応する。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はサブ6GHz帯(Sub6)の周波数を中心として定義されたFR1のNR Bandに加えて、ミリ波(mmWave)の周波数を中心として定義されたFR2-1のNR Bandも利用できる。
なお、連邦通信委員会の認証ではハードウェアとして実装する通信方式および対応周波数を掲載しており、ソフトウェアの制御によって製品としては一部を無効化する場合があることに留意しておきたい。
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