ソフトバンクがStarlink衛星直接通信の免許取得
- 2025年11月21日
- SoftBank-総合
SoftBank Corp.は総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より衛星と携帯端末の直接通信の無線局免許を取得したことが分かった。
SoftBank Corp.は2025年8月26日付けで2件の携帯移動地球局の無線局免許を取得している。
2件とも無線局免許は包括免許となる。
通信の相手方は高度約340kmの軌道に位置するスターリンクシステム人工衛星局、免許人所属の地球局又は携帯移動地球局と記載されている。
そのため、米国(アメリカ)のSpaceXとして事業を行うSpace Exploration Holdingsが運用するStarlinkの人工衛星を活用したDirect To Cellに基づく衛星と携帯端末の直接通信の無線局免許と考えられる。
中心周波数は1件が1977.5MHz、もう1件が1977.5MHzと2167.5MHzである。
それぞれ携帯移動地球局(中継を行うものを除く。)と携帯移動地球局(中継を行うものに限る。)に該当すると思われる。
いずれも帯域幅は5MHz幅となっている。
SoftBank Corp.は衛星と携帯端末の直接通信のサービスリンクは2GHz帯を利用することが分かる。
2GHz帯は15MHz幅*2の割当を受けているが、最も高い5MHz幅*2の範囲を衛星と携帯端末の直接通信で用いる。
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